いよいよ始まりました、2007年フランスワールドカップ。
開幕式はオリンピックなどのそれと同様に、民族的な意味不明のセレモニーでどうでもいい感じでしたが。
レジェンド・プレーヤーとしてジョナ・ロムーが登場したのは、当然でもありますが複雑な心境にもなりますね。
あの内臓破裂さえなければ、第一線の選手として参加していても全くおかしくない年齢ですから。
# とはいえ、実際に現役プレーヤーも含めた人選だったので難しく考えることは無いのかもしれませんけど。
そのレジェンズからキッズプレーヤーにパスを出すのは、良いアイディアでしたね。
「これからのラグビーを担ってくれ」という想いが感じられ、総じて雰囲気の良い開会式でした。
開幕ゲームは地元フランスと、偶然にもこれで3大会連続で開幕カードを戦うことになったアルゼンチン。
先見の明を誇るわけではなく、多くの評論家と同様に心境著しいアルゼンチンに戦前から期待をかけていましたが…充実した心身、漲る自信、練られた戦術。期待以上の素晴らしいゲームで、見事に開催国のフランスを撃破してくれました。
試合前から選手たちの表情が 「いっちょ、けたぐりをかませてやろう」 という類の、これから何かを起こしてやろうという戦意ではなく 「実力で凌駕してやる」 という、ここまでに積み上げてきたものへの自信が感じられる覇気が出ていて、実にいい感じでしたね。
後半は防戦の時間が長くなり、どこかで集中力が切れてしまうかもと危惧されました。 実際に若干緩んだ時間帯があったように感じましたが、フランスのミスキックなどにも助けられての辛勝。 贅沢を言えば最後のPGをキッチリ決めて、相手にBPを与えない形での勝利であれば完璧でしたが。
これでフランスがグループ2位(最悪は予選落ち)の可能性も高まってきました。 2位であれば、決勝リーグの緒戦は恐らくはオールブラックス。 NZにとっても、ワールドカップでは嫌な思い出があるとはいえ、フランスの方が勢いのあるアルゼンチンより組み易いかも。
何はともあれ、最高の試合で幕を開けた2007年のラグビーワールドカップ。 残り47試合も非常に楽しみ!