とはいえ、やはりここ数年の「圧倒的強さ」は出ませんでした。
展開ラグビーを身上とするオールブラックスには難しいコンディションだったとはいえ、Dan Carterのキックが前回のような悪い調子だったら今回も危なかったかも…と思わせるような内容でしたね。
その悪天候もあったのか、或いは「展開しても、このレベルのディフェンスラインは崩せない」と踏んだのか、今回は縦突進にこだわったような形も見えました。 毎度毎度、ワールドカップで突然戦術を変えるワラビーズに戸惑って敗れるパターンが多いオールブラックス。こちらが違うパターンを見せておいたのも、面白かったのかも。
リードするのはCarl Hayman。自分は初めて見たような。 NZを離れる彼へのはなむけ的な意味もあるのでしょうか(寂
新しいバージョンにも慣れてきましたが、特にByron Kelleherの気合の入り方が凄まじく。 割と感情過多な感のある選手ですが、あの気合の入り方はやはりHeyman同様にNZへの惜別の想いがあったのでしょう。 試合では、この気合がまたも空回りしている感じが最後まで「Kelleherだなぁ」と。
CSの解説で、特にセンターについて意見が出ていました。 自分は、どちらかといえば今回のスターティングオーダーに賛成でAaron MaugerよりLuke McAlisterじゃないかと。 ただ、Lukuもどちらかというと攻撃時の切れ味に凄みのある選手なので、相棒は個人的に贔屓のmaa-nonuではなくisaia-toeavaなんでしょうね。
フッカーは、同じくらいラインアウトが不安定ならAnton OliverよりKeven Mealamuを使って欲しい感じも。
いずれにしろ最近のオールブラックスの勝ち方は後半での運動量と個人技での圧倒なので、スターターには総合力というより相手の体力を削れるタイプの選手を選ぶべきなのかもしれませんが。
NZ 26-12 AUS