バイロン・ケラハ
貴公子然とした端正で甘いルックスとは裏腹に、常に感情むき出しで相手に向かっていく熱きハーフバック。 そのプレースタイルも、密集から後方にパスを供給するよりも自らボールを持って頭から突進していくタイプで、相手ディフェンスを鋭く切り裂きもするが、孤立してターンオーバーされてしまうことも多い。
| 名前 | Byron Terrance Kelleher |
|---|---|
| ポジション | Halfback |
| 誕生日 | 1976.12.3 |
| 出生地 | Dunedin, NZ |
| 身長 | 175cm |
| 体重 | 94kg |
| ANZC 所属チーム | Waikato |
| Super14 所属チーム | Chiefs |
| ニックネーム | Wazza |
既にベテランの域に入っているが、そのキャリアは必ずしも順風満帆なものではなかった。
1999年に彗星のごとくSuper League(当時のSuper12)にデビューすると、その年の最優秀選手にも選ばれ、同年に代表デビューも飾る。しかし、当時からオールブラックスのハーフバックには天才・Justin Marshallが君臨しており、彼の位置づけは常にスーパーサブ的なものだった。
スーパーリーグではHighlandersから2004年に北島のChiefsに移籍する。 低迷していたChiefsの建て直しのため、人気・実力共にチームの中心として期待される。 その年はチーム初のプレーオフ進出を果たしたが、その後は常に善戦しながらも賜杯には近づけずにいる。
2006年にMarshallが海外へ移籍すると、いよいよKelleherがスポットの中心に躍り出るかと思われた。 しかし、パスよりも突破を好むプレースタイルがGraham Henryの目指すチーム造りと合わず、piri-weepuやbrendon-leonardら若手の台頭に脅かされている。
2007年、そういった状況も手伝ってか、彼はニュージーランドを離れフランスのAgenでプレーすることを決意する。 ところがAgenはこの年のリーグ戦で敗れ2部リーグに陥落、Kelleherとの契約も白紙になってしまう。 それでも彼は、やはりフランスリーグの強豪Toulouseとの契約を得て、ワールドカップ後の移籍を現実のものとした。
2007年の彼にとって最後になるであろうワールドカップに彼がどのような役割でフィールドに立つことになろうと、Anton Oliverと2人だけとなってしまった1999年のワールドカップからオールブラックスを担ってきたベテランとして、その経験と溢れる闘志は必ずや大きな戦力となるはずである。